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AIデジタルマーケティング:実践③WEB解析データを活用したコンテンツの改善
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データを活用した新しいアプローチ
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アクセス解析のデータはとっているけど、どう活用したらいい? 数値を見ても、具体的な対策がわからない
ある学校のウェブ担当者は、こう振り返ります。
「毎月アクセス解析のレポートは出していました。でも、『このデータを見て何をすればいいのか』がわからず、ただデータを眺めているだけになっていました。生成AIを活用し始めてからは、具体的な改善策が見えてくるようになり、実際にページの改善にも取り組めるようになりました」
Web解析データは、サイト改善の宝庫です。
しかし、そのデータを実際の改善に結びつけることは、意外と難しいものです。生成AIは、このギャップを埋めるサポートをしてくれます。
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今回は、Web解析データを基に、生成AIを活用してより効果的なコンテンツ改善を行う方法をお伝えします
基本的な分析の方法
まず、主要なデータをAIに入力してみます。
以下の学校説明会ページのデータを分析してください:
・ページビュー:1500/月
・平均滞在時間:1分30秒
・直帰率:65%
・コンバージョン率:2.5%(申し込みフォーム到達)
AIは、これらのデータから具体的な課題と改善案を提示してくれます。
直帰率が高く、コンバージョン率が低い状況から、以下の課題が考えられます:
・ページ上部での訴求力不足
・重要情報へのアクセスのしづらさ
・行動を促す要素の不足
具体的な改善プロセス
具体的な課題と改善案が見えてきたら、さっそく取り掛かってみましょう。実際の改善は、以下のような流れで進めていきます。
以下のデータポイントについて、過去3ヵ月の推移を分析してください:
・アクセス数の変動
・ユーザーの行動パターン
・コンバージョンまでの導線
・離脱が多いポイント
AIがデータから具体的な課題を抽出します。
- ファーストビューでの情報提供が不十分
- スマートフォンでの表示に問題
- 重要情報までの到達が困難
ページ種類別の改善ポイント
上記のような特定された課題に対して、AIが具体的な改善案を提案します。
このページの主な読者は、学校選びの初期段階の保護者です。以下のデータを基に改善案を提示してください:
・閲覧デバイス:スマートフォン70%
・平均滞在時間:2分
・よく見られているセクション:教育方針、進学実績
受験生と保護者向けの重要ページです。以下のデータから改善点を分析してください:
・時期による閲覧傾向の変化
・よく参照されるコンテンツ
・問い合わせにつながるパターン
在校生の保護者が主な読者です。以下の点を踏まえた改善案を提示してください:
・アクセスが集中する時間帯
・滞在時間の傾向
・スマートフォンでの閲覧状況
効果的な改善サイクル
以下のデータポイントを週次でモニタリングし、変化の分析と改善案を提示してください:
・ページごとのアクセス状況
・ユーザーの行動パターン
・コンバージョンの推移
データの変化に応じて、AIが具体的な対応策を提案します。
スマートフォン対応の最適化
現在、教育機関のウェブサイトへのアクセスの多くは、スマートフォンからです。
スマートフォンでのアクセスデータを基に、以下の改善点を提案してください:
・ページ構成の見直し
・タップ操作の使いやすさ
・読みやすい文字サイズ
スマートフォンでの閲覧に適した情報の出し方を、AIが提案します。
効果測定と改善の定着
データと改善案を、関係者で共有しやすい形にAIが整理します。
以下のデータを分かりやすくまとめ、具体的な改善提案を含むレポートを作成してください:
・アクセス状況の変化
・ユーザーの行動傾向
・改善施策の効果
・次のアクションプラン
よくある課題への対応
限られたリソースで効果的に改善を進めるための優先順位を、AIが提案します。
以下のような変化が見られました。考えられる要因と対応策を提案してください:
・特定ページでの離脱率上昇
・スマートフォンからのアクセス減少
・問い合わせ数の低下
今日からできること
まずは、現在のアクセス解析データを見直してみましょう。
- どのページによく訪問があるか
- ユーザーはどのような行動をしているか
- 改善が必要なポイントはどこか
これらの点について、AIと対話しながら分析してみることから始めましょう。
一度にすべてを改善しようとするのではなく、重要度の高いページから少しずつ。データに基づく継続的な改善が、より効果的なウェブサイトづくりにつながっていきますね!
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次回「教育機関のリードナーチャリング戦略」では、問い合わせから入学検討まで、効果的なフォローアップ方法を紹介します