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デジタル広報:基礎とAI導入①AI時代の働き方改革 – 最新トレンドと成功のカギ
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教育機関の課題を解決する「AIデジタル広報」
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SNSって始めたほうがいいのかな? 他校は動画も配信してるけど、そこまでの余裕はないし…
教育機関の広報担当者のみなさん、こんな悩みを抱えていませんか?
デジタル広報の重要性は理解していても、日々の業務に追われるなかで、なかなか手が回らないというのが現状ではないでしょうか。
本連載『時短&効率化のための「AIデジタル広報」実践基礎講座』では、ChatGPTをはじめとする生成AI技術を活用して、これらの課題を解決していく方法を紹介していきます。
第1回となる今回は、まずはデジタル広報の基礎とトレンドを押さえ、AIがどのように私たちの業務を助けてくれるのかをお伝えします。
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なぜ今、デジタル広報が重要なのか
ある進学塾のケースをご紹介しましょう。
20年以上続く地域密着の進学塾、C塾。これまでは口コミと折込チラシで十分に生徒が集まっていました。しかし、ここ数年で状況が変化。「新しい生徒の獲得が難しくなった」と塾長は頭を抱えていました。
原因を調べてみると…
- 保護者の情報収集が、チラシからスマートフォンへ
- 入塾前にネットで口コミや評判を確認する家庭が増加
- オンライン授業への対応を重視する保護者の増加
つまり、保護者の「情報収集の入口」が大きく変化していたのです。
Y塾は、まずホームページをスマートフォン対応にリニューアル。
つぎに、ChatGPTを活用してSNSの投稿文を効率的に作成。日々の学習風景や生徒の頑張りを発信することで、問い合わせが徐々に増えはじめました。
「これまでやってきたことは変えていませんが、それを見せる窓口を増やしただけ。AIのおかげで、思ったより負担は増えませんでした」(Y塾長)
ChatGPTは対話形式で指示を出せる、とても親切なツール。「○○について説明文を書いて」「もう少しやさしい表現に直して」といった日常会話のような言葉で指示できます。
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本連載では、毎回、具体的な使い方を紹介していきますので、ご安心ください
最新トレンド:AIを導入して取り組む3つのポイント
①写真・画像による”見える化”
「百聞は一見にしかず」といいますが、教室の様子や行事の一コマ、生徒の活動風景など、実際の様子を視覚的に見せることは、やはり効果的な広報活動となります。
都内のB小学校では、保護者向けのお便りに写真を1枚追加するところからスタート。
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画像生成AIで作成したイラストも添えて、より親しみやすい印象にすると「学校での子どもの様子がよくわかる」と保護者から好評でした。
②短い動画による情報発信
「動画は難しそう…」と思われるかもしれませんが、じつは1分以内の短い動画のほうが視聴されやすいというデータもあります。
C高校では、部活動の様子を30秒の動画にまとめてSNSで発信。撮影は顧問の先生がスマートフォンで行い、説明文やハッシュタグはAIが提案。
担当の先生からは「動画の企画やキャプション作りの時間が大幅に削減できました」というコメントをもらえました。
③コミュニティとの対話
「一方的な情報発信から、双方向のコミュニケーションへ」という流れも、大きなトレンドです。
D幼稚園では、インスタグラムで園での活動を発信する際、AIが提案する質問を投げかけています。「お家でも同じような遊びをしていますか?」「みなさんの地域では、どんな虫が見つかりますか?」といった具合です。
D幼稚園のインスタで使える質問、5つ考えたよ!親御さんやフォロワーがコメントしやすいように工夫してみた!✨
- 「今日の給食、どれが一番好きだったかな?🍛」
- 「おうちでは、どんな絵本を読んでいますか?📖」
- 「この遊び、お家でもできそう?アレンジするとしたらどんな風にする?🎨」
- 「みんなのお家の近くには、どんなお花が咲いてる?🌸」
- 「小さいころ、こんな遊びしたな~って思うものありますか?✨」
コメントが集まりやすいように、思い出を語れるものや、身近な話題を入れてみたよ!どうかな?😊
「AIがさまざまな切り口の質問を提案してくれるので、マンネリ化せずに会話が続いています」と園長先生は手応えを感じています。
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第2回「ChatGPTではじめる!教育機関の情報発信基礎」では、ChatGPTをあなたの「頼れるアシスタント」にする、実践的なノウハウをお届けします